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manaba course

manaba course

manaba courseとは

manaba course(マナバコース)が正式名称であるが、manaba(マナバ)と呼ばれる事が多い。というか大半である。 株式会社朝日ネットが開発しているクラウド型教育支援システムであり、日本国内の多くの大学で利用されている。全ての学部で採用した大学としては、立命館大学、筑波大学、東洋大学等が挙げられる。らしい。Wikipediaによると。

manabaの公式ウェブサイトによれば、日本の大学生の5人に1人がmanabaを利用しているらしいので、それなりに普及したシステムであると思われる。

文教大学におけるmanaba

2020年度からmanabaが導入され、全ての移行を行った。それ以前はCourse Power(コースパワー)と呼ばれる富士通のLMSを利用していたが、現在は利用できず、過去に配布されていたあらゆるデータや情報にアクセスすることはできない。もしもCourse Powerと書かれた資料があれば、ほぼ間違いなく2020年度以前に作られてから更新されていない資料である。

教員によってmanabaのコースの扱い方に大きな差がある。言葉を選ばずに言うなら、システムの使い方が上手な教員とド下手くそな教員の2種類がいる。自分にとってこれまで通りでやりやすいやり方を取った結果、学生がやりにくい形となっている講義が多々見受けられる。一応教員に向けたmanabaの扱い方の講座や移行に伴う補助を大学が行っているが、それらが機能しているかは不明である。

大学側が運用方針やポリシーを一切出していなくて「システム準備したからこれ使ってね!」で終わらせている為、せっかくコースニュース機能とかスレッド機能があるのに全くと行っていいほど活用されていない。レポートとアンケート、小テスト機能の区別すらつけず、適当に扱っている場合すらある。はっきり言って酷い。

良くある変な利用パターン

文教大学の講義でmanabaを扱う場合に良く見る使い方を紹介する。個人的の偏見に基づいている為、自分の目で確かめることをおすすめする。もしこういうのもあるよというのがあれば、5chのスレッドに書き込んでおいてほしい。

アンケート、小テストで出欠確認

細かいパターンはあるもののレポート、アンケート、小テストの提出で出欠の確認をする場合がある。それぞれで各内容は出席したか、欠席したか選択するだけのものであったり、本当に中身のないものがある。これ自体は別に問題でもなんでも無いが、毎講義レポートやテストなどの提出を求められる講義がある。そのような講義でも別途出欠の確認のためだけに別で回答する必要がある。はっきり言って時間の無駄である。なぜ2つも提出を求められるのか。ちなみにアクセス履歴からも出席確認が可能である。

コンテンツではなくスレッドに資料が貼り付けられる。

正直、個人的には別にこれでも構わないのだが、このやり方をとる教員に限ってコーススレッドに重要なお知らせを書いたりする。コースニュース、コーススレッド、コースコンテンツの使い分けが全くできていない。

Google DriveのURL1つだけ貼り付けておくだけ。

一番迷惑である。コースコンテンツやコースニュースを更新しない為、知らぬ間に資料が更新されている場合がある。しかも更新のたびに来るはずのリマインダーメールが来ないため、オンデマンド授業であると気づかない可能性がある。ある機能を活用しない最たる例であり、知る限り最も最悪な例である。

使い方

文教大学が独自で作ったシステムではなく、外部の会社が開発しているシステムである為、使いやすさやドキュメントの充実度、機能の充実度などはちゃんとしっかりしている。スマホ版のウェブサイトなどもある為、外からでもスマホ1つで提出が可能。

もし分からない機能があれば、一度manaba マニュアル 学生用を見てみることをおすすめする。正直大学が出してくるマニュアルなんかよりも整理されていて分かりやすい。

Bibbsとの連携

文教大学の中心的な機能を担っているシステムとしてBibbsがあるが、残念ながらBibbsとmanabaは連携していない。履修登録が確定すると一括で、教育支援課がmanabaコースに登録してくれるが、学生側から目に見て分かる連携しているようなポイントはない。

一応システム的な背景を書いておくと、manaba courseとBibbsにはAPIがない。APIというのはプログラム同士で情報の受け渡しを可能とするインターフェイスである。 manaba courseは公式ウェブサイトでAPIの有無について言及されており、無いと明言されている。Bibbsについては、あるのかもしれないが少なくとも分かる範囲では存在を確認できない。